ETCとETC2.0の違いは?渋滞情報の受信が5倍UP!

ETCとETC2.0の違いって何か分かりますか?
実はETC2.0はDSRCとも呼ばれてたんです。
DSRCからETC2.0になって変わった点は?

私自身もそうでしたが、お近くのお店の方で
理解出来てる方はどの位いるのか・・・?

よく言われるのは名前が変わっただけ。 笑
と答えるパターン。これで更に聞かれる事が
ほとんど無いんです。

でも、実は新サービスがETC2.0から加わる。

この新サービスが今後の便利さを増して
行きます!現時点では導入されてる事も
少なくまだまだですが……

新サービスを簡単に説明しますと
経路情報を活用したサービス と
民間が参入するサービスとなります。

DSRC車載器を購入されてる方も
再セットアップをしていだければ
ETC2.0と同じ新サービスが受けれます。

もっと良く聞かれる質問でETCからETC2.0に
なって何が変わるの?良くなるの?です。

言いがちなのはETC2.0はETCの
進化版です 笑 と答えるパターン。

高速道路のでの渋滞情報が取得できます。
コレだけ・・・ 汗
実は・・・私もそうでした。

殆どのお客様からは次の質問が来ませんでした。
ETC2.0も売れなかったですが 汗

それでは行きます!
ETCとETC2.0の違いは?

ETCは高速道路の料金を払う為に使う。
料金収容システムのみです。

ETC2.0は料金を払う+(プラス)
情報提供サービスが加わります。

情報提供サービスとは・・・
・渋滞回避支援 や
・安全運転支援 が既に始まっており

今後は経路情報を活用したサービスも
始まる予定です。

一つずつ噛み砕いて説明していきます。

情報提供サービスですが 説明に入る前に

渋滞情報を受信出来るシステム、サービスに
FM多重放送を利用した①FM-VICS②VICS-WIDE

一般道対応の ③光ビーコンに

高速道路での
④電波ビーコン⑤ITSスポットがあります。

ETC2.0の渋滞情報受信の範囲ですが
主に高速道路の前方最大1000キロです。

これがどれくらい凄いかと言いますと
今迄の高速道路に設置されている発信機対応
電波ビーコンの場合で最大200キロです。

いきなり何と5倍にも広がりました!
渋滞情報の範囲の広がり以外にも前方状況の
カメラの映像が静止画で配信されたり・・・

今までの簡易図形が複数提供されたり
音声による情報提供も行われる場合もあり。

ETC2.0対応のカーナビが付いていてETC2.0と
連動していれば、渋滞回避をしてくれます。

圧倒的な渋滞情報エリアにプラスしての
カーナビが連動していれば映像でのお知らせ
更に渋滞回避して道案内をしてくれます。

電波ビーコン(2.4GHz帯)は2022年をもって
サービスが終了します。ETC2.0(5.8GHz帯)
に一本化されます。

他の渋滞情報を簡単に説明しますと
①FM-VICS、②VICS-WIDEはFMラジオを使用
した広域の交通情報(渋滞情報)

カバーする範囲は都道府県単位となります。
②のVICS-WIDEは①のFM-VICSの情報にプラス
特別警報と大雨情報等を教えてくれます。

2015年の4月から②VICS-WIDEはサービスが
始まったのですが対応のカーナビであれば
渋滞を回避したルート案内も可能になります

③の光ビーコンも一般道路の渋滞情報に
なりまして、発信機の下を通った際に

自車位置を元に前方30キロ後方1キロの
道路情報(渋滞情報)を取得します。

②VICS-WIDE同様、渋滞回避のルート案内を
してくれます。

渋滞情報を受信するのにビーコンユニットが
必要になります。電波・光ビーコンユニット
なるものが必須です。

④電波ビーコンは③光ビーコンを受信
するのに必要なビーコンユニットで一緒に
受信出来る場合が多いです。

主に高速道路で発信機の下を通った際に
自車位置を元に進行方向、最大200キロが
受信可能範囲になります。

お待たせしました。ETC2.0情報提供サービス
大きく三つあります。

①渋滞情報
②安全運転支援
③災害時支援情報があります。

先ずは①の渋滞情報ですが
広域の渋滞情報を簡易図形と静止画で
お知らせしてくれます。

更に渋滞情報を元にルート検索も
してくれますので渋滞回避に役立ちます。

おおよその目安の時間も教えてくれるので
便利です。意外と正確なんですよ!

②安全運転支援は事故が発生しやすいような
場所の手前で注意喚起のイラストがポップ
アップで表示(ナビ連動の場合)します。

トンネルの入り口などの渋滞情報を画像で
お知らせくれたり、大雪などの積雪や霧等の
状況も画像でお知らせしてくれます。

首都高速の参宮橋付近のカーブでの事故が
6割減った等。結構役立ってます。

最後に③渋滞時支援情報は万が一の災害
発生時に支援状況をお知らせします。

通行出来ない所等を素早く把握して
迂回路を案内してくれます。

他にもETC2.0を使用していると圏央道の
料金が2割引に(2016年4月から実施)

対象の道の駅を使っても退出扱いされずに
目的地から到着地までの一括の高速料金で
計算してくれます。

条件が少し細かく、1時間以内に戻ってくる
ETCカードは同一。必ず対象の道の駅に寄る
必要がある等ありますが便利ですよね。

主に対象の道の駅に選ばれる場所には
SAからPAまでの間が25キロ以上間が空く等
全部の道の駅が対象ではないですが・・・

今後も増えていく可能性に期待大です。

民間が参入できるサービスも公募中なので
どんどん便利になっていくこと間違いなし!

車に乗る機会が多い方は予算が許すのであれば
ETC2.0はオススメです。

私はナビが連動していないのでETC2.0の
導入にあたってナビの買い替えも検討中
です。少々予算の都合で・・・汗

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